常温倉庫から冷蔵倉庫への改修には、関係する法律や基準への適合を遵守する必要があります。特に、既存建物の耐荷重診断や騒音対策を考慮した室外機設置場所が課題です。その他に、受電容量・防災設備・結露対策が重点項目となります。賃貸物件の場合は「原状回復」を考慮した改修計画を提案します。

低温機器・除湿機管理がWebブラウザに対応しPCやタブレットで操作ができます。また、フロアレイアウト画面では、低温機器・除湿機アイコンを表示し、当日・週間・年間のスケジュール設定で制御・集中管理することで「庫内温度や設定温度データの見える化」を実現。さらに、省エネ制御やピークカット制御で電気代削減に貢献、日々の管理業務をサポートします。

確実な結露対策計画を行わなければ、天井や壁内・土間に結露が発生し水滴の滴下や水溜りの発生で、カビの増殖などのトラブルが発生します。施設が完成すると、これらの対策を容易にすることは出来ません。平屋より複層階の施設になるほど結露が起きやすく、柱周りや壁と壁の間・天井内の低い箇所など狭い空間の結露対策がポイントとなります。除湿機とエアー搬送ファンの組み合わせでムラなくすみずみまで除湿することが可能です。